大飯原発3・4号機差止仮処分却下を即時抗告 [大飯原発裁判]
カワカミアキさんという詩人が言われた言葉があります。「戦争法」強行採決の時に言われた言葉ですが「長い道のりであることには変わりない。しかしさまざまな形で訴えていくということは意味があるんだ」という趣旨のことをおっしゃいました。仮に今回大飯原発を止めたとしても高浜は動いていますし、40年越えの老朽原発の再稼働も準備が続いています。道は険しいと思いますが原発廃炉まで戦い抜きたいと考えています。
(記者)リスクを伴いながら原発は動いていますがこれについてどのようにお考えですか。
争点は「大飯原発の基準値震動856ガルは過小評価になっている」との証言の信用性でした。第3回目の審尋で島崎さん本人が証言台で陳述しました。これ以降裁判官は交代しました。
(事務局)南 康人、松田奈津子
問い合先: 南康人(事務局 福井から原発を止める裁判の会)
となっていいます。
大飯原発差止判決文 [大飯原発裁判]
2014年5月21日に福井地裁は大飯原発3,4号機運転差止請求事件の公判で「差し止め」という画期的な判決を言い渡した。すべての脱原発を願う一人一人には原発の危険性を訴えるためのまたとない判決文となった。当ニュースではその判決要旨を全文紹介する。
判決文は 10項目からなり
「初めに」「福島事故原発について」「本原発に求められる安全性」「原子力発電所の特性」「冷却機能の維持について」
「閉じ込めるという構造について」 「本件原発の現在の安全性」
「原告らのその余の主張について」 「被告らのその余の主張について」
「結論」
の各項目から、大飯原発3・4号機の原子炉の運転をしてはならないと結論付けている。2012年6月29日の大飯原発再稼働の動きに対して抗議する通称「キンカン」が100回目となった。右の写真は市民が持ち込んで支店前の路上でアピールしたプラカードである。始まる前には市民有志が74人ほどの署名付き抗議文を八木社長あてに渡した。
また100回目ということで同支店前を2週するデモも行った。キンカン抗議組200人が参加した。しかし出発となった公園にはさらに多くの市民が待っていてデモは始まり、1周目350人、2周目450人と沿道からの参加者も巻き込んでの訴えとなった。
同デモには子連れの夫婦から高齢の男女と世代を超えての参加があった。思い思いのプラカードや横断幕を携えて 「一人ひとりの市民・人間」として「原発をなくそう」という強い意志を示した。
判決を受けて関電前をデモする皆さん。 以下その様子です。
八木社長に手渡すところ担当の広報が1日中不在ということで受け付けの女性に渡した申し入れ書を支店前で読み上げる藤井さんたち↓