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2014年2月第1週キンカン抗議 [キンカン]

2月7日の17時から19時まで関電京都支店前でのキンカン行動がありました。参加者130人でした。この日は気温4.3度~3.7度、風速5.3~2.7メートル、晴れという条件でした。

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寒さの中でも際立ったのは西門前で激しく打ち鳴らされたドラム缶ビートでした。黄色いドラム缶のには「放射性廃棄物 20110520-30 東京電力福島第一原子力発電所」と印字されていました。防護服を着た男性がリズムよく蓋をたたきます。これが意外と高音で乾いた音なので良く響きました。ただ毎週打ち鳴らされる太鼓とは音源が違うということで少し気がめいるように筆者には感じられました。

1月30日福一1号機から「1時間最大3.4トンの汚染水が漏れている」と東電は発表しました。燃料を冷やすため1時間4.4トンの注水を続けている。その約8割が外に漏れているという惨状ということになります。メディアはこのことに触れないので地球の生態が汚染され尽くすのを知る市民がどれだけいるか心配になります。同時にこのことを隠し続ける政府やメディアの犯罪性が問われることになります。

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このことを知れば知るほどドラム缶ビートが激しく打ち鳴らされました。今や東電に代わって電事連の会長を務める関西電力に対する抗議は若狭の原発再稼働と相まって命を脅かす存在として象徴的でもあります。

聞きなれない音に対して制服の警察官が入れ替わり立ち代わり2名「注意」らしき文言を伝えにやってきましたが大きなトラブルにはなりませんでした。また、新町通りを赤い走行灯を点滅させながらパトカーも南行していきました。

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ドラム缶には西門近くで抗議していた数名が音出しに参加して一層の抗議の声をビートに託しました。また、地元の防護服の男としてキンカンに毎回参加している寺野さんはこの西門ドラムを記録しようと撮影する一コマもあり東西の防護服抗議の貴重なショットを提供してくれました。さらにはこの日がソチ冬季五輪の開会式があるということでいまやキンカン専属カメラマンとなっている竹内さんがロシア風の外套と帽子で撮影に参加したのも印象的でした。


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